女性の品格 坂東 眞理子 著
ベストセラーが出るとそれと似た様なタイトルの作品(しかも愚作の可能性が高い)が出てくるのは良くある事。以前、人は見た目が9割の後に出版された女は見た目が10割という本を読んでかなり後悔をした覚えがあり、この本も国家の品格からタイトルを借りてきた程度の本だろうと当初は思っていました。
が、読んでみると意外にも真っ当な本でした。「約束を守る」、「礼を言う」などのマナーや「うわべに惑わされない」などといった生き方論が書かれていて、「女性」だけでなく「男性」でも十分参考になるかと。とは言え、結局、世の中に数多く出回っている処世術書と大きく違わないのも事実。著者が女性であるので、「男性の考える理想の女性像の押し付け」と女性読者には思われない…かも。
最後に、読みながら先日jujubeyタンらと話していた事を思い出した一節。
報酬をアテにして人をほめるのは品格を落とします。
品格をもって人をほめるには、まず無心に相手の行動、言葉、 業績に心の底から感心し、いいなと思い、それを表現することです。 心にもないほめ言葉はいやらしいものです。 それとけっして報酬を期待しないこと。 この人に取り入れば、気に入られればいいことがあるだろうと 下心があってほめる人は、どれだけ歯の浮くようなお世辞を言っても好かれません。 そうした計算は外からもすぐにみえます。かえって逆効果でしょう。 そして、それを見ている周囲の人々から、下品なゴマすり女と思われるだけです。
Give Away は基本だと個人的には思ってます(実践出来ているかどうかは別)。